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N 幼稚園













『自分たちの空・森』 −初めての社会生活の場として記憶に残る建築−

園児が実感できるスケール

長い庇によって円形に切り取られた空

教室ごとの「シンボルツリー」


『「柱」という発想の転換』

通常「柱」がある所は開口制限を余儀なくされますが、ここでは柱を肯定的に捉えてみました。この「シンボルツリー」を中心として育まれる子供達の生活をイメージしています。この柱形状により全前開口を実現しています。


『傾斜天井』

保育室の傾斜天井は園庭からの光を迎え入れ、子供達の視線を園庭へと導き、自然対流により室内の空気の換気を効率化します。近隣住宅地に対する日照や景観にも対応しました。


『痕跡の残る素材の選定』

現代主流でもあるプリント合板のフローリングなどの「使い捨て」られる素材を用いず、可能な限り自然な素材を用いました。それは一昔前の民家の「柱の傷」のように、彼らが過ごした時間の記憶をそこに留めておくためです。これらの素材はおのずと化学物質過敏症対策にもなります。


『コストへの配慮』

使用部材を設計の初期段階から綿密に選定し、基礎及び構造計画の充分な検討を行いました。
同型のフレームを同角度にて連続配列することで、同じ工法の繰り返しで施工できるように配慮しています。
また「園児が実感できるスケール」は結果的にローコストにも貢献しています。


大人になった彼らがここに訪れるときに意外なスケールや過去の痕跡を再発見し、「記憶」をよみがえらせる場となってほしい。


配置図ダウンロード(pdfファイル)