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竣工後1年検査




「本の栖」の竣工後1年検査を、施工した「大槻工務店」さんとおこないました。
お施主様も大変忙しい状況でであり、あまり片づいていないと申し訳ない様子。
とりあえず外部から開始することになりました。

先ずは外壁の「リシン掻き落とし」と「ガルバリウム鋼板」の状態を確認しました。
リシン壁ですが1箇所細いクラックが生じていました。
動きが生じやすいと思われる開口部の上方角の部分です。
また笠木のシリコン樹脂のコーキング垂れが1箇所生じておりましたが、
概ね美しい状態を保っており安心しました。

基礎にクラックは全く生じておりませんでしたが念のため打診してみたところ、
モルタル左官仕上げがコンクリートの躯体から浮いていると思われる箇所が、
打診音によって3箇所確認できました。
こちらは構造的な問題ではありませんが仕上げ表面が剥離する可能性があるため、
工務店さんに対応をお願いしました。

その他に、換気口やサッシ等の外壁とのとりあい部分のコーキングの状態確認や、
給湯室外機や排水升内部等の確認をしました。

その後内部の確認に入りましたが、施工された大工さんが大変腕の良い方だったため、
内部の造作は殆ど問題のない状態であり、建具の立て付けの確認調整をおこなう程度でした。

会話の中で、雨天時に雨水の落下音が気になる場所がありますが、
その場所が特定できていないとの話がありました。
こちらは雨上がりの状況でその場所の特定をしていただき、
善処方法を検討することになりました。


基本的に大変快適に過ごされている様子で自身も感謝の一日でしたが、
建物ともなると一軒の住宅であろうとも予想外のことが生じるものです。
建てて終わりではない建築は、人間関係がとても大切だと再認識しました。





     ↓ 竣工後1年経過した外観と検査の様子(12月23日撮影)